Jerrio’s Cafe ~ 気がつけば音楽が流れていた

 店主 Jerrio の四方山話と愛聴盤紹介。ジャンルの壁を越え、心に残った音楽について語ります。

お出かけ話

東京BOSSA

もう30年近く前の話になるが、大阪駅から環状線で3つ目のJR京橋駅に初めて降り立ったのは、就職のために大阪に来た日の午後だった。ここで京阪電車に乗り換えて、新しい生活をスタートさせる社員寮に向かうのだ。 京阪・京橋駅のホームまでは長いエスカレ…

冬の休日

寒い。とにかく寒い。昨日も今日も、朝一番は太陽の光がいっぱいだったので、ついだまされて窓を開けると、待ってましたとばかり強烈に冷たい外気が忍び込んできた。やがて太陽の光にも力が無くなり、気がつけば曇り空になっている。そんな中、綿雪がちらち…

とっても人間的なカーナビで奈良町へ

先週の日曜日のこと。前夜少し遅かったのだが、その日は朝8時にすっきり目が覚めた。決して朝早く、という意味ではなくて、僕にとってはこの時間まで寝られたって事がポイントだ。あまり大きな声では言えないんだけど、最近は前日遅くなっても、早朝ほぼ同…

散りゆく桜の下で

今年は満開のこぼれるような桜をぜひ見にいきたいと思っていた。若い頃は、純粋に桜を見るために出かけたいなんて思うことはあまりなかったんだけど...何故か人は年齢と共に花や木を愛でるようになるものらしい。 これまであまり見たこともなかった開花予…

大地に海に響く歌声

このコンサートには絶対行かなきゃ。なにがなんでも行かなきゃ。そう思っていた。開催はラッキーなことに金曜日。緊急を要する案件さえなければ、何とかなるだろう。そう踏んで、今月に入って周りにはジャブ打ちを始めた。「17日は夕方消えるのでよろしく。…

心待ちにしてました!

先週、「フェルメールからのラブレター展」を観に行った帰り、四条・南座前の柱に、5月7日の僕のブログでも紹介した写真家、エリオット・アーウィットの作品展のポスターが貼ってあった。場所は、何必館(かひつかん)・京都現代美術館という、この四条通り…

フェルメール 秋の夜長に ポール・サイモン

昨日は、久しぶりに京都に出た。京都市美術館で開催されている「フェルメールからのラブレター展」を観るためだ。 いつもの同行者 (あ、うちの奥さんです) は午前中、大阪・梅田で所用があり、1時前には終わるとのことだったので、その後京都で落ち合い、…

京都・美山を訪ねる

先週木曜日の夜の話。帰宅した後、「明日は歓迎会だから電車で行く」と、うちの奥さんに伝えていた。その後、深夜にも関わらず玄関を開け閉めする気配が...寝る前に、「どうしたの?」と聞くと、カーナビに行き先入力をしてきた、という。何を?「京都の…

清水界隈を歩く

一昨日、天気もよさそうだったので、散歩がてら京都に足を伸ばした。最近、通勤も8割がた車を使うようになって、運動不足も甚だしい。何か定期的に体を動かせればいいのだろうけど、その時間も取れそうにない。せめて趣味と実益を兼ねて散歩するくらいかな、…

「ルーシー・リー展」に想う

昨日、ルーシー・リー展に行ってきた。場所は中之島の中央公会堂前にある大阪市立東洋陶磁美術館。ひとりの陶芸家の展覧会のために出かけるのは初めてだった。特に陶芸に傾注しているわけではないのだが、以前たまたま目にしたルーシー・リー(1902-1995)を…

Ki:Ki工房と原田知世

昨日、第12回 ロハスフェスタ in 大阪万博公園に行ってきた。昨年の夏、初めてこのイベントを訪れて今回で4回目だ。ヨーロッパの蚤の市をイメージしたこのイベントは5年前から開催されているということだが、万博公園の「東の広場」に300近いテントブ…

大貫妙子は宇治茶に合うのだ

昨日はいい天気だったので、久しぶりに宇治に行ってきた。もう十数年前、子供がまだ小さかった頃に訪れて以来だ。その時も車で行ったが、渋滞もあり自宅から2時間近くかかったと思う。今回は新しく全線開通した第二京阪道の側道を通るルートを使ってみた。…