2013-01-01から1年間の記事一覧
12月に入ったばかりの頃...あ、そうか、まさに「暦の上ではディセンバー」なんやね、なるほどなるほど~と、まだ「あまちゃん余波」が少し残る中で思っていたんだけど...うかうかしているうちに、「暦の上では大晦日」まで来てしまった。例のごとく忙…
先日、義父の七回忌に出席するため、久々に新幹線を使って福岡に帰った。九州新幹線が開通して以降初めての帰省だったが、結局今回も博多駅で降りて在来線を使ったので、直接その恩恵を受けたわけではない。博多から快速で数十分のところにある実家近くにも…
石畳の道が好きだ。古い道だと申し分ないが、新しい道でも細かな工夫が随所に成され、周囲の雰囲気と相まっていい味を出している道であればなおいい。 そういう場所では、普段なら見過ごしそうな本来目立たなくていいものが、しっかりデザインされて景観の中…
誰しも忘れられないテレビコマーシャルのひとつやふたつ、あるんじゃないだろうか。僕も18歳で故郷の愛媛を離れるまでは十分にテレビっ子だったので、子供の頃にインパクトを受けたCMは山ほどある。 たとえば、僕の中では「かあさん手作りあんころりー・・・…
遂に「あまちゃん」が終わってしまった。来週からは「あまちゃん」の無い一日の終わりを迎えることになるわけだけど...ううっ、なんて寂しいんだろう... 平日は、夜ほとんど寝るためだけに家にいるような生活なので、連続もののドラマを見続けるという…
もうずいぶん前に読んだ「思いがけない涙」という短いエッセイが何故か心に残っている。既に亡くなられたと思うが、当時俳優でエッセイストとしても活躍していた三國一朗さんが書かれたものだった。三國さんはその中で、日頃いかにも「泣かせます」あるいは…
夏の終わりは、やはり寂しい。別にゆく夏を惜しんでいるわけでもなく、むしろ暑すぎる夏に辟易としていたはずなのに、秋の気配を感じ始めると、何故か寂しさが募ってくる。おまけに週末は雨続きだし、仕事の先はよく見えないし、どんどん歳は取っていくし、…
いつから海よりも山が好きになったのだろう。子供が手を離れて、帰省の理由が子供がらみではなくなった頃からだろうか。山と言っても登山をする山ではない。緑あふれる森や高原も含めた、海と対極を成す広義の山のことだ。 子供の頃は夏といえば海一色だった…
夏バテってわけでもないのに、体がだるい。なんだか喉の調子もよくないし冷房の風で少し寒気を感じるので夏風邪にでもかかり始めているのかな。ということで、昨日は葛根湯を飲んで早々に眠ったので、今日は少しいいかもしれない。実は明日から初めての信州…
今日は、今まさに行われているTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)交渉のお話から、なーんて言うと堅苦しくて引いてしまうかもしれないけど、その中の僕がちょっと気になっている話題をひとつ。日本では著作者の死後50年の著作権保護期間が、米国同様70年にな…
ここのところ朝晩涼しくて、冷房を入れずに自然の風だけで過ごすことが多い。今朝も少し早く起きて窓を開け音楽を小さく流していたんだけど、途中ボリュームを上げざるを得なくなった。夏の日差しと共に反応し始める蝉の声のせいだ。いやー、本当にシャワシ…
初夏の風が吹いている。梅雨の季節だけど、この時期の晴れた日のさわやかさは格別だ。まだ朝晩は寒いくらいだし、昼間には気温も上がるけど、冷房を入れるほどでもない。開け放した窓を風が抜ける。心地いい風だ。 気持ちまでリフレッシュされるような空気の…
「えらく早い梅雨入りだな」なんて思っていたら連日ほとんど雨が降らず、「今年は空梅雨かな」なんて嘆いているとドカ雨が降る。最近の気象の劇症化は目に余るものがあるが、こればかりはどうしようもない。やはり地球温暖化の影響なのだろうか・・・ 降り続…
シモーネ・コップマイヤーは、1981年オーストリア生まれのジャズ歌手だが、ちょっと鼻にかかった歌声と、程よく力の抜けた感じが僕は結構好きで、翌日が休みの日の深夜、その歌声にそっと聴き入ることがある。特に2004年にリリースされた彼女のセカンドアル…
ツツジの季節ももう終わりなのだろうか。いつの間にか、リビングから見えるマンションの中庭に咲くツツジの花も、目立たなくなっている。連休の頃には、鮮やかな濃いピンク色が一帯を染め上げて、この時期ならではの華やかさを感じさせてくれていた。この少…
この急激な円安はどうかと思うけど、疑心暗鬼の中ではあっても日経平均株価も上昇を続け、日本経済に明るい兆しが見え始めているのは事実だ。ことに円安のメリットを大きく受ける自動車メーカーの回復振りは目覚ましいが、そうした大企業の実態は本当に「進…
ジャズ・ギターの音色を、しっかりと認識したのはいつだっただろう。先日、ウェス・モンゴメリーのアルバムを聴きながら、そんなことを思った。思い当たったのは、学生時代。たまたま友人の部屋で聴いたジム・ホールの超人気盤 『Concierto』での演奏だった…
4月に入って最初の週末。遅れ馳せの桜でも観にいこうか、なんて思ってたんだけど、あいにくのこの天気。今年はどうも桜には縁が無さそうだ。 週末をすっぽり覆いそうな勢いの春の嵐は、先週の初め頃から予報されていた。2日後の天気だってあまり正確じゃな…
窓の外に穏やかに漂う空気、ふんわり包み込むやわらかい日差しは紛れもなく春のそれである。例年以上に寒い冬だと少し前まで思っていたのに、ニュースでは、この週末にも桜が満開だと連呼している。観測史上2番目の早さだそうだが、どうもピンとこない。紹…
昨年の12月5日、ジャズピアニストであり作曲家でもあったデイブ・ブルーベックの訃報が流れた。92歳になる前日の訃報だった。モダンジャズの草創期に活躍した人であり、その時代のジャズ・ミュージシャンとしては長命だったと言えるだろう。イメージは無いか…
寒い。とにかく寒い。昨日も今日も、朝一番は太陽の光がいっぱいだったので、ついだまされて窓を開けると、待ってましたとばかり強烈に冷たい外気が忍び込んできた。やがて太陽の光にも力が無くなり、気がつけば曇り空になっている。そんな中、綿雪がちらち…
カレンの歌声が聴きたい...そういう思いに駆られるときがある。その頻度は数年に1度というところだろうか。そのたびに僕は、カーペンターズの旧譜を1枚、また1枚と買い足してきた。 カレン・カーペンターの歌声は、僕にとっては精神の安定剤のようなも…
先週月曜日の「成人の日」。「休日返上でミーティング」までは良かったんだけど、風邪の初期症状もあって、どうも調子が悪かった。僕はあまり熱の出る方じゃないのに、帰宅後測ると38度を越えていて、翌朝になっても熱は下がらず、筋肉や関節が痛くて全身だ…
フィンランドを訪ねてみたい。時々そんなことを思う。北欧の地に未だ足を踏み入れていないことが原因かもしれないが、それがノルウェイやスウェーデンではなく「フィンランド」なのは、恐らくシベリウスの故国を感じてみたいという思いが、僕の心の何処かに…
もう三が日も過ぎて、いまさらお正月がらみってのもどうかと思うけど...子供の頃、お正月の朝は一年の内で最も特別な時間だった。とはいっても、いつも目覚めは随分遅かった気がする。前夜の大晦日は夜更かしをしても怒られない唯一の夜で、いつも目をこ…